AGA(男性型脱毛症)は「頭頂部が薄くなる」「額の生え際が後退する」といった髪の毛の薄毛に関する症状で、徐々に進行していくのが特徴です。
成人男性の方に多く見られ、約3人に1人がAGAに悩まされていると言われています。
一般的には遺伝やD H T(ジヒドロテストステロン)と言う原因物質が関係すると言われています。
AGAは進行性です。放っておくと徐々に進んで行きます。早めの対処によって「薄毛が改善できる可能性」が向上してきました。
診療
初めにカウンセリング・診察を行い、薬を院内処方します。
処方する薬は「プロペシア」またはそのジェネリックの「フィナステリド」です。
厚生労働省が認可し、日本皮膚科学会がAランクに推奨する薬です。
内服薬
・プロペシア1r(国内正規品)
・フィナステリド1r(プロペシアの後発品・国内正規品)
治療費
AGA治療は自由診療となります。
手のひらの汗は原発性手掌多汗症といい、特に病気などの明らかな原因がないにもかかわらず、手のひらに日常生活に支障をきたすほど、たくさんの汗が出てしまう状態です。
原発性手掌多汗症の患者は国内で約493万人いると推計され、決して珍しくはありません。また、治療法があることの認知が広がっていないために、手汗のために困っている方が大勢いると考えられます。
新しい冶療薬
アポハイド
®ローション20%は、日本初の保険適応の原発性手掌多汗症治療薬です。
皮膚から吸収されて、皮膚の下にある交感神経から出される発汗を促す物質(アセチルコリン)をブロックすることで過剰な発汗を抑えます。
アポハイド®ローション20%
1日1回使用します。手のひらに塗り広げ、そのまま就寝します。起床後、顔など洗う前に手のひらをよく洗いましょう。
非常にデリケートな「汗・臭い」の問題。
「ワキが臭っているかも…」「他の人よりも異常に汗をかいている…」など、誰にも相談できず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
多汗症は、脇の下、手のひら、足の裏、顔・頭部などに異常に発汗する病気です。ただ、原因が突き止められる場合と原因が特に明らかにできない場合があり、また汗が出る場所によって違いがあります。
汗は汗腺からでます。汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があり、それぞれに汗の性質が異なります。
エクリン腺
全身に分布。主に体温調節のために汗を出す汗腺。無臭。
アポクリン腺
脇の下や耳の中、陰部などに存在。毛根に汗腺の開口部がある。においのもととなる脂質やたんぱく質を含む。
汗の腺から出る汗は本来は無臭ですが、皮膚の表面で垢や皮脂とまじりあい、皮膚常在菌が分解すると、酸っぱいにおいといった、いわゆる「汗臭い」においを発生させます。
汗には様々な原因があります。汗や臭いに対する不安がある方は、ぜひ当院に相談にお越しください。
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